妊活とは別の話

今日の10時ごろにニュースで知りました。志村けん、逝去。

今までのどの有名人の訃報より、喪失感が大きすぎて受け止められずにいます。

 

わたしはこどものころ、長い期間入院を繰り返していたことがありました。

長いといっても、2か月、2週間、1か月と入退院を繰り返していただけなのですが。

入院していた小児科病棟は、テレビの時間がきっちり決まっていて、晩御飯の後、夜の7時から8時まででした。消灯が8時なので、ほんといつも、ぎりぎりまで部屋を出られる子たちは出てきて、プレイルームにあるテレビを食い入るように見ていました。

とくに覚えているのは、水曜のドラゴンボールのエンディング。

そしてもうひとつは、カトケンのごきげんテレビ。SPのときしか見られなかったけど、しかも途中までしか見られなかったけど、最高に面白くて、みんなでまねっこしたりした。

その中でわたしを恐怖に陥れたのがスイカマンで、そりゃもー怖くて怖くて寝れなくなるところだった。

それ以外にも、だいじょぶだぁは録画して見ていたし、バカ殿もテレビでやれば見てた。もととドリフの大爆笑も見てたし。

それから、大学生になって、音楽としてのドリフターズに出会って、赤盤と青盤を買ったり…いつもどこかにドリフがいて、それはいつもいて、ゆるぎなかった。いかりやが死んじゃった時も、寂しかったけど、今回はそれ以上なのだ。 

それは志村けんが、いつもわたしたちの身近な存在でいてくれたから。

いたずらしたら一緒にいひひって笑えるくらいの距離の近い、親戚の愉快なおじさん的なポジションで、ドリフのいちばんのファンでもあったから。

どうしても気持ちが静まらずに、ほんとにぜんぜん関係のない話を書きました。

書いている今も半べそだし、その合間に8時だヨのオープニングの踊りを思い出したり、なんだかいろいろと忙しない。

ありがとう、志村けん。わたしはあなたがいなくなって、ほんとうにさみしいよ。